2011/04/12

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら(岩崎 夏海)


【タイトル】もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
【著者名】岩崎 夏海
【発行年月日(初版)】2009年12月3日
【登場人物の年齢層】高校生
【概略】公立高校野球部のマネージャーみなみは、ふとしたことでドラッカーの経営書『マネジメント』に出会います。はじめは難しさにとまどうのですが、野球部を強くするのにドラッカーが役立つことに気付きます。みなみと親友の夕紀、そして野球部の仲間たちが、ドラッカーの教えをもとに力を合わせて甲子園を目指す青春物語。家庭、学校、会社、NPO…ひとがあつまっているすべての組織で役立つ本。(BOOKデータベースより)
【感想】父親が買ってきたのがきっかけ。


 ベストセラーになるだけあって非常に読みやすい。なんといっても物語仕立てになっているので普通のビジネス書よりもすらすら読める。また、所々原著が引用されているのも良い。


 これを読むと、自分でも活かしたいと思えて仕方がない。自分も似たような部活状況の学校に通っており、コーチもいない中選手一人一人が自発的に活動せざるを得ないからだ。その環境下で強くなるにはやはりこういった組織を管理し活かす努力が必要だなと痛感した。まずこの本を他の部員に読ませたい。


 もちろん物語自体の内容はなんとも言えないし、出来すぎ感は否めないが、これらを言うのはナンセンスだろう。正直読むまではあまり面白くないだろうなと思っていたが、予想以上に楽しめたと思う。
【ランク】6.5
【読書中メモの総覧】なし
【備考】20110410に読み終えた。

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