【タイトル】禿鷹の夜
【著者名】逢坂 剛
【発行年月日(初版)】2000年5月10日初版
【登場人物の年齢層】30〜
【概略】信じるものは拳とカネ。史上最悪の刑事・禿富鷹秋—通称ハゲタカは神宮署の放し飼い。ヤクザにたかる。弱きはくじく。しかし、恋人を奪った南米マフィアだけは許せない。痛快無比!血も涙もひとかけらの正義もない非情の刑事を描いて、読書界を震撼させた問題作。本邦初の警察暗黒小説の登場。(「BOOK」データベースより)
【感想】ダヴィンチに警察のアウトロー小説として掲載されていたのがきっかけ。
内容は期待していた通り刑事なのにも関わらず平気で暴力団に付け入ったチンピラを抹殺したりする正真正銘のアウトロー刑事を暴力団の視点から描かれた物語である。この刑事の特徴として、冷血、残酷、鋭い眼光を放つ、その他諸々。主人公の心理描写をほぼ排除しているので悪の孤高の人間という感じに読める。非常に憧れる存在として描かれている。(ただ力のある強いものに惹かれるだけなのだが)このシリーズは続編として「無防備都市」、「銀弾の森」、「禿鷹狩り〈上〉」、「禿鷹狩り〈下〉」があるようなので読み続けていきたい。
【ランク】6(暫定)
【読書中メモの総覧】なし
【備考】2009年12月18日に読み終えた。
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