2009/10/27

八月の路上に捨てる(伊藤たかみ)


【タイトル】八月の路上に捨てる
【著者名】伊藤たかみ
【発行年月日(初版)】2006年8月30日初版
【登場人物の年齢層】30代
【概略】暑い夏の一日。僕は30歳を目前に離婚しようとしていた。現代の若者を覆う社会のひずみに目を向けながら、その生態を軽やかに描く。第135回芥川賞受賞作ほか1篇を収録。 (「BOOK」データベースより)
【感想】「O嬢の物語」の感想を考えている間に読んだ。あっという間に読み終えた。
喪失をテーマに主人公の離婚までの過程などが描かれているが内容はいたって平凡で特に感想が思い付かなかった。それよりも表題作のほかに掲載された作品の『貝からみる風景』がユーモアがあって面白かった。
どうやらこの作品は芥川賞受賞作品のようだ。ちょっと選考基準が分からないし、あまりにサラッと流れて重みが感じられないと思ったのだが。
【ランク】5
【読書中メモの総覧】-
【備考】2009年10月26日に読み終えた。

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