2009/10/05

君たちに明日はない(垣根涼介)


【タイトル】君たちに明日はない
【著者名】垣根 涼介
【発行年月日(初版)】2007年10月1日文庫版
【登場人物の年齢層】30-40代
【概略】「私はもう用済みってことですか!?」リストラ請負会社に勤める村上真介の仕事はクビ切り面接官。どんなに恨まれ、なじられ、泣かれても、なぜかこの仕事にはやりがいを感じている。建材メーカーの課長代理、陽子の面接を担当した真介は、気の強い八つ年上の彼女に好意をおぼえるのだが…。恋に仕事に奮闘するすべての社会人に捧げる、勇気沸きたつ人間ドラマ。山本周五郎賞受賞作。(「BOOK」データベースより)
【感想】ブックオフで衝動的に購入。4、5時間程で読了。久しぶりのエンターテイメント小説である。「O嬢の物語」の合間に読もうと思っていたがあっという間に読み終えてしまった。
首切り請け負い会社につとめる主人公を中心に巡るヒューマンドラマを描いている。
この著者の作品を読むのは初めてだが、非常に魅力的な人物を描いている。主人公にしても、何かよく分からないが惹き付けられる部分があった。また、曖昧な描写はなく読みやすい。表現に頭を悩ませることはなかった。結構露骨な性的描写があることは意外だったが、人間味を帯びていて悪くはないと思う。こうやって何冊かにいっぺんエンターテイメント寄りの小説を読むのはいい息抜きになるし、読書の楽しみの一つを再認識できると思う。
この作品の続編に「借金とりの王子」という作品があるらしいので機会があれば読んでみたい。
【ランク】6.5
【読書中メモの総覧】なし
【備考】2009年10月5日に読み終えた。

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