2010/11/19

ケータイ小説は文学か(石原千秋)


【タイトル】ケータイ小説は文学か
【著者名】石原千秋
【発行年月日(初版)】2008年06月10日初版
【登場人物の年齢層】-
【概略】ケータイ小説を大胆にも文学として認め、その構造を徹底分析。小説の「読み」「書き」に起こる異変を解きあかしポスト=ポスト・モダンという新しい境地を見出す刺激的アプローチ。(「BOOK」データベースより)
【感想】図書館の新書コーナーを見ていて偶然見つけたのがきっかけ。


 興味がないので未だケータイ小説というものを読んだことはない。よく2ちゃんねるで「美嘉」の概略が書き込まれているのを読んでいたので概略は知っていたが。


 石原千秋は本書において有名なケータイ小説の概略を示し、それを二項対立などを用いて構文解析したり、ケータイ小説に共通する「アイテム」を示すことで、「ケータイ小説」というものを読み解いた。


 最近では、ブームが沈静化し、話題に昇ることが減ったなと思うのもこの本を読めば説明がつくと思う。要するに、「ケータイ小説」は展開が似かよってしまう傾向にあるから、飽きてしまったのではないのかと推測がつく。バリエーションが少ないのである。


 この本はほぼ最後まではあまり難しくないのだが、最後でポスト=ポストモダンという単語が登場するところは結構難解というか、あまり説明しようというスタンスが見えない。ちくまプリマー新書は易しいという印象が崩れてしまった。


 書いていて思ったが新書などの評論文は感想と同時に要約も必要だなと感じた。今更読み返して要約する気はさらさらないが、これからは要約も意識してみようかと思った。
【ランク】-
【読書中メモの総覧】-
【備考】2010年11月17日読了

0 件のコメント:

コメントを投稿