2009/07/14

サンクチュアリ(フォークナー 西川正身訳)[未読了]


【タイトル】サンクチュアリ
【著者名】フォークナー
【訳者名】西川正身
【発行年月日(初版)】1994年10月20
【登場人物の年齢層】成人
【概略】ミシシッピー州のジェファスンの町はずれで、車を大木に突っこんでしまった女子大生テンプルと男友達は、助けを求めて廃屋に立ち寄る。そこは、性的不能な男ポパイを首領に、酒を密造している一味の隠れ家であった。女子大生の凌辱事件を発端に異常な殺人事件となって醜悪陰惨な場面が展開する。ノーベル賞作家である著者が“自分として想像しうる最も恐ろしい物語”と語る問題作。(「BOOK」データベースより)
【感想】読み終わらなかった。挫折ということになる。途中で読むのを放棄してしまうのは『The Catcher In The Rye』以来覚えている中では二冊目になる。
 文庫本の概略に女子大生が陵辱される云々と書かれていたため好奇心から読み始めたという下劣なきっかけだが、ここまでハードルが高いとは思わなかった。6月の頭から読み始めたが、あまりに長いのと読みづらい、難しいの三点セットで挫折した。
 そもそも、1ページに上下に分かれているスタイルを読むのが初めてで、まあ読み終えるだろうという甘い目論見をしていたところ、あまりの文章量の多さに打ち砕かれてしまった。さらに、古い翻訳本という感じがして情景描写が難しく,比喩が多用されて直接的な描写が少ないのも挫折するきっかけとなってしまった。
 しばらく自分の身分にあった難度と文章量の本を読もうと思った。
【ランク】-
【読書中メモの総覧】なし
【備考】未読了。

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