2011/02/19

真昼なのに昏い部屋(江國香織)

【タイトル】真昼なのに昏い部屋
【著者名】江國香織
【発行年月日(初版)】
【登場人物の年齢層】
【概略】会社社長の夫・浩さんと、まるで軍艦のような広い家に暮らす美弥子さんは、家事もしっかりこなし、「自分がきちんとしていると思えることが好き」な主婦。大学の先生でアメリカ人のジョーンズさんは、純粋な美弥子さんに心ひかれ、二人は一緒に近所のフィールドワークに出かけるようになる。時を忘れる楽しいおしゃべり、名残惜しい別れ際に始まり、ふと気がつくとジョーンズさんのことばかり考えている美弥子さんがいた―。(BOOKデータベースより)
【感想】ダヴィンチより。


 柔らかい。みずみずしい。という印象である。江國香織の小説を読むのはこれが初めてだが、予想したよりも増して柔らかい。


 端的に言えば不倫を取り扱った小説なのだが、終盤まではあまり背徳感を感じさせない。むしろ、つづじましい感じがする。しかし最後ではそういった雰囲気が急激に変化し、現実世界的な印象を帯びる。


 偶然これを借りた頃、現代文の授業で同じ著者による「泳ぐのに、安全でも適切でもありません」の一部分を取り扱っての授業が始まりそうである。授業が非常に楽しみであると共に、この作品もぜひ読んでみたい。
【ランク】6.5
【読書中メモの総覧】なし
【備考】2011/02/16に読み終えた。

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