2009/02/06

クローバー(島本理生)

【タイトル】クローバー
【著者名】島本理生
【発行年(初版)】2007年11月12日 
【登場人物の年齢層】大学生
【概略】恋愛沙汰に不得意な主人公(冬治)と、結構自分勝手な姉(華子)に起こる新たな恋愛?を描いた物語。
ワガママで思いこみが激しい、女子力全開の華子。双子の弟で、やや人生不完全燃焼気味の理科系男子冬冶。今日も今日とて、新しい恋に邁進せんとする華子に、いろんな意味で強力な求愛者・熊野が出現。冬冶も微妙に挙動不審な才女、雪村さんの捨て身アタックを受け…騒がしくも楽しい時は過ぎ、やがて新しい旅立ちの予感が訪れる。理想の人生なんてありえないけれど、好きなひとと手をつないで、明日も歩いてゆきたい―。『ナラタージュ』の島本理生がおくる、キュートで痛快、せつなくて愛おしい、最新恋愛長編。(「BOOK」データベースより)
【感想】恋愛ものとしては普通かな、と感じた。これといったオリジナリティも感じられないし。あまり恋愛小説を読んだ事がないから分からないが。ただ、姉の華子の求愛者熊野の存在感はかなり強烈。雪村さんが華子によってきれいになって主人公がそれ以上に振り向くという描写は、「いちご100%」を彷彿させる。。。
【ランク】4.5
【備考】2009年1月20日に読み終えた

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