2011/08/29

機動戦士ガンダムUC 9 虹の彼方に(上)(福井晴敏)


【タイトル】機動戦士ガンダムUC 9 虹の彼方に(上)
【著者名】福井晴敏
【発行年月日(初版)】2009年08月26日
【登場人物の年齢層】
【概略】ついに『ラプラスの箱』の最終座標が示された。行く手に立ち塞がるネオ・ジオンの大艦隊と、すべての抹消を目論む地球連邦政府。一縷の可能性に賭けて、バナージは“ユニコーンガンダム”を駆り約束の地を目指す。その仮面に人類史の諦念を宿し、バナージの前に立ちはだかるシャアの再来=フル・フロンタルの正体とは?いま、最後の戦いの幕が上がる―。混迷する現代社会を照射する“大人のためのガンダム”、衝撃の最終章。
【感想】マリーダが死んだ。

 思い返してみると、過去の強化人間の中で生き残ったまま物語を終えた者は記憶になく、皆ことごとく戦死している。その事実を鑑みれば、この結末を予想できたかもしれないが、それにしても悲しいものである。死ぬときに関わりのあった面々にそれぞれのやり取りを残していくが、それのなんと悲しいことか。アルベルトとマリーダのやり取りがあまり以前からは想像できず、印象に残った。

 ワッツは味のある奴だったなあ。
【ランク】6
【読書中メモの総覧】
【備考】2011年08月28日に読み終えた。

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