【タイトル】ヘンリエッタ
【著者名】中山咲
【発行年月日(初版)】2006/11/30
【登場人物の年齢層】高校生、成人
【概略】「ここにいていいんだよ」 “ヘンリエッタ”のメッセージに守られながら、あきえさんとみーさんと一緒に暮らすわたし。研ぎ澄まされた言語感覚に貫かれた、高校生が描く、静かな癒しの物語。(「MARC」データベースより)
【感想】 図書館でたまたま見かけて。タイトルとジャケットのみで選択。
ヘンリエッタと呼ばれる不思議な館とそこに住む三人の女性による物語である。3人とも一般人と比べてやや異質な部分がある。それをも包み込むようなヘンリエッタという建物、またあたたかい文章は『無銭優雅』と似た感じである。
この小説を書いたとき作者は高校3年生であったという。このレベルの文章が高校生から生まれるとなるとこれからの作品が楽しみであるのだが、今のところこの作家による物語が出ていないのが残念である。
GUNSLINGERGIRLに登場するキャラクターを思い出した。
【ランク】6
【読書中メモの総覧】なし
【備考】2010/04/02に読み終えた。
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