【タイトル】紅~醜悪祭~ 上・下
【著者名】山本憲太郎
【絵】山本ヤマト
【発行年月日(初版)】2007/11/30・2008/04/30
【登場人物の年齢層】高校生・他
【概略】上巻:新米揉め事処理屋の高校生・紅真九郎。紫と初めて迎えるクリスマスを目前に、銀子からもたらされた凶報。それは、真九郎の目標である柔沢紅香の死。信じられない真九郎は、その真偽を確かめる決意をする。そんな中、新たな依頼人が現れる。瀬川静之、6歳。姉の行方を探してほしいと言う彼女の依頼を受けた真九郎は早速動き出す。守るべきもの、進むべき道、そして生きる意味。真九郎の心が向かう未来は…。(「BOOK」データベースより)
下巻:聖夜目前の新米揉め事処理屋・紅真九郎。最年少の依頼人・瀬川静之からの依頼を発端に、麗宇商会最高顧問“弧人要塞”星噛絶奈に遭遇し、すべての鍵を握る彼女から情報を得ようとしたが、最強かつ最凶の絶奈を前に、真九郎はなす術がない。悩み抜いた末に、真九郎はある奇策に出る。そして迎えたクリスマスイブ。真九郎のもとへ、絶奈から「イベント」の招待が来る。クリスマスプレゼントを待つ紫と、姉の帰りを待つ静之。二人の願いを叶えるため、そして自らの誇りのため、真九郎はその地へ向かう決意をするが…。(「BOOK」データベースより)
【感想】紅シリーズ第三作目。
感想は「えっ」である。こんな終わりかたでいいのかというような終わりかたで、呆気にとられてしまった。悪宇商会の最高顧問である星噛との対決が始まった、という終わりかたは打ち切りになった漫画の最終回レベルの酷さだ。紫が近くにいるときのチートレベルの強さも相変わらずであるし、嫌な終わりかたである。
ただ、前二作はおわりという文が入っていたのに対し、今回は上巻にも下巻にもおわりという文は見当たらなかったので、これから続くという事もなくはないと思うのだが、だとしたらあの下巻の巻末付録的なオマケはなんなのだろうかともかく、次回作がもしあるのなら早くでてほしいし、この終わりかたでおわりであるなら読むべきではなかった。
どうやらアマゾンのレビューを読む限り公式ファンブックにこの醜悪祭のオチ的なものが掲載されているらしい。仕方がないが買うか・・・・
【ランク】3(暫定)
【読書中メモの総覧】なし
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