2010/03/29

無銭優雅(山田詠美)☆


【タイトル】無銭優雅
【著者名】山田詠美
【発行年月日(初版)】2007年01月31日
【登場人物の年齢層】40代
【概略】大人になりそこねた男と女は、名作に導かれて、世にも真摯な三文小説を織り上げる。いつか死ぬのは知っていた。けれど、死ぬまでは生きているのだ。ささやかな日々の積み重ねが、こすり合わされて灯をともし、その人の生涯を照らす。そして、照り返しで死を確認した時、満ち足りた気持で、生に飽きることが出来る。 私は、死を思いながら、死ぬまで、生きて行く。今わの際に、御馳走さま、とひと言、呟くために——。(著者からの内容紹介)
【感想】おそらくダヴィンチより。 今まで私が読んだ山田詠美の作品よりも登場人物の年齢層が高い。
 読者を思いきり引き込むというよりは落ち着いて読める感じである。言葉にして感想に表すのは難しいが、しっとり穏やかな感じである。
【ランク】7
【読書中メモの総覧】なし
【備考】2010年03月23日に読み終えた。再読を促す。

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