2010/09/08

僕らの課外授業(赤川次郎)

【タイトル】僕らの課外授業
【著者名】赤川次郎
【発行年月日(初版)】1984年2月25日
【登場人物の年齢層】高校生
【概略】大和田倫子は中三の難しい年頃。両親への反発から酒と男に溺れ、揚句に自殺。だが東京駅に彼女の幽霊が!? 容子と友也の中三コンビが、醜い大人たちに挑戦状をたたきつけた!!(郷原 宏)
【感想】図書館のリサイクルコーナーに置いてあったのがきっかけ。
 赤川次郎の作品は初めて読む。名前は聞いたことはあるのだがどのような作品を書くのか全く知らなかったので、いい機会だと思う。
 内容は高校生ー大学生を主人公とするミステリー系小説が4本収録されている。何というか、非常に軽いタッチで描かれていて、また、殺人が起きても特に深刻にならない。解説ではそこが従来の作品と違うと書かれているが、ここまで軽いとあまりに歯ごたえがなさ過ぎてつまらない。書かれたのが古い時期だが古さはそこまで感じなかった。
【ランク】4
【読書中メモの総覧】なし
【備考】2010年9月上旬に読み終えた。

だから、ひとりだけって言ったのに(クレール・カスティヨン、川村真紀子訳)


【タイトル】だから、ひとりだけって言ったのに
【著者名】クレール・カスティヨン
【訳者名】川村真紀子
【発行年月日(初版)】2010年8月10日
【登場人物の年齢層】10代、30代
【概略】母と娘のあいだには、甘くも美しくもない秘密がある―気鋭の作家が冴えた筆致で綴る、毒と悪意と、それでも消えぬ愛に彩られた女たちの物語。華麗にして不様、繊細にして無神経、痛々しくも軽やかな19色の母娘模様をご覧あれ。(「BOOK」データベースより)
【感想】途中まで読んでつまらないなと思い、読むのをやめた。短編集形式をとっており、一番最初の「だから、ひとりだけって言ったのに」という短編は少しいいな、と思ったがそれ以降の短編はどれもつまらなかった。母と娘の関係について描かれているが、鋭いのか鈍いのか微妙で、短編によって分かれるのも…。
 最初の短編で鋭さを見いだしたのだから、以降の短編もこの調子でやってほしい。全体の統一性に欠けるように感じた。
【ランク】4
【読書中メモの総覧】なし
【備考】2010年9月上旬に読み終えた。

2010/09/07

英仏文学戦記(斎藤 兆史 ・ 野崎 歓)


【タイトル】英仏文学戦記
【著者名】斎藤 兆史 ・ 野崎 歓
【発行年月日(初版)】2010年7月22日
【登場人物の年齢層】ー
【概略】オースティン『高慢と偏見』×スタンダール『赤と黒』、ディケンズ『デイヴィッド・コパフィールド』×フローベール『ボヴァリー夫人』、ナイポール『ある放浪者の半生』『魔法の種』×ウエルベック『素粒子』…イギリス小説とフランス小説が理屈抜きにどれだけ面白いか?19~20世紀の古典的作品でこれぞというものをぶつけあい、読み比べてみたらどうだろう?文学者・翻訳家として活躍するふたりが12の名作を読解し、その魅力を語り尽くす。読むことの生き生きとした愉しさを伝える文学対談。(「BOOK」データベースより)
【感想】図書館の新館コーナーを見て借りた。これはちょろちょろっとつまみ食いのように読んだけれど、
途中で読むのをやめた。対談で取り上げられる作品について全く読んだことがなく、読んでいてもほとんど理解できないからだ。もう少し取り上げられた作品を読んでからまた読んでみたい。とりあえず興味の沸いたゴールディングの『蝿の王』を読んでみるとしよう。
【ランク】ー
【読書中メモの総覧】なし
【備考】2010年9月上旬に読み終えた。
対談中で取り上げたれた作品一覧…オースティン「高慢と偏見」、スタンダール「赤と黒」、スコット「アイヴォンホー」、ディケンズ「デイヴィッド・コパーフィールド」、バルザック「ゴリオ爺さん」、フローベール「ホヴアリー婦人」、フォスター「ハワーズ・エンド」、ブルドン「ナジャ」、ゴールディング「蝿の王」、カミュ「ペスト」、ナイボール「ある放浪者の半生」「魔法の種」、ウェルベッグ「素粒子」

2010/07/25

天地明察(冲方丁)★


【タイトル】天地明察
【著者名】冲方丁
【発行年月日(初版)】2009年11月30日
【登場人物の年齢層】20~
【概略】江戸、四代将軍家綱の御代。ある「プロジェクト」が立ちあがった。即ち、日本独自の太陰暦を作り上げること--日本文化を変えた大いなる計画を、個の成長物語としてみずみずしくも重厚に描く傑作時代小説!!
【感想】「ダ・ヴィンチ」より。
 冲方丁という作家はこの作品で初めて知った。ウィキペディアで調べてみるとライトノベル、SF作家・・・とさまざまなメディアのクリエイターというのがわかる。その人物の初めての歴史小説か・・
 歴史小説は実在した人物を登場人物にしていることが多いのでリアリティは高いなと思う。今回はそのリアリティに引きずり込まれた感じがした。
 碁打ちとしての話や、算術家、測量の話など様々な分野の話が主人公を中心に交わりあい、とても読みごたえのある読んでいて面白い小説であった。

 建部昌明が亡くなった場面での渋川と伊藤とのやり取りは涙が出そうになった。
【ランク】7.5
【読書中メモの総覧】なし
【備考】2010年7月18日に読み終えた。



 感想を書くべき小説がたまっているな・・・読み終わって結構たっているのに感想を書いていないのはまずいな・・・結構苦行になりつつあるのも問題だな。。。

2010/07/11

W/F ダブル・ファンタジー(村山由佳)★

【タイトル】W/F ダブル・ファンタジー
【著者名】村山由佳
【発行年月日(初版)】2009/01/10
【登場人物の年齢層】30歳代
【概略】奈津・三十五歳、脚本家。尊敬する男に誘われ、家を飛び出す。“外の世界”に出て初めてわかった男の嘘、夫の支配欲、そして抑圧されていた自らの性欲の強さ―。もう後戻りはしない。女としてまだ間に合う間に、この先どれだけ身も心も燃やし尽くせる相手に出会えるだろう。何回、脳みそまで蕩けるセックスができるだろう。そのためなら―そのためだけにでも、誰を裏切ろうが、傷つけようがかまわない。「そのかわり、結果はすべて自分で引き受けてみせる」。(「BOOK」データベースより)
【感想】「ダ・ヴィンチ」より。
 村山由佳の作品は今まで読んだことがなく、ずっと一度と読んでみたいなと思っていた。友人からも「おいしいコーヒーの入れ方」がおもしろいよ、と言われていたがいかんせんシリーズものは読む気がしなかったが、今回ダ・ヴィンチに著者のインタビューが掲載されていたのがきっかけで読み始めることにした。

 読んでみた感想は、ひさしぶりに刺激的な小説を読んだ気分だ、こういう小説を読みたかった、というような感想になった。

 こういう小説を読むと同年代の比較的オタクな人々が「三次元は糞」という発言がなんてもったいないのだろうか、という気分になる。もちろん自分が今のところ充実した生活を送っている訳ではないが、現実世界における快楽を目指して生活していくのも悪くはないなと思う。この小説を現実世界に置き換えるのはナンセンスだが、理想として持っているのはいいと思う。

 また、 女性、快楽・・・まあいいや
【ランク】7.5
【読書中メモの総覧】なし
【備考】2010/07/08に読み終えた。

2010/07/09

ディグニタスー自殺幇助団体ー⑧


(クーリエジャポン2010年6月号より)

 このような団体の存在を知っておくことはこれからの万が一の時に悪くはないと思う。
 自分は自殺は絶対悪という考えを持っているが、しかし人に迷惑をかけながら自殺する(電車に飛び降りるなど)よりは例えばこのような団体を利用するなどを検討しようとすれば、自然に(めんどくさくなって)自殺も減るのではないだろうか。知らないけど。(自殺したいほどつらい状況や経験がないので何とも言えないが)

ディグニタスー自殺幇助団体ー⑦