【タイトル】W/F ダブル・ファンタジー
【著者名】村山由佳
【発行年月日(初版)】2009/01/10
【登場人物の年齢層】30歳代
【概略】奈津・三十五歳、脚本家。尊敬する男に誘われ、家を飛び出す。“外の世界”に出て初めてわかった男の嘘、夫の支配欲、そして抑圧されていた自らの性欲の強さ―。もう後戻りはしない。女としてまだ間に合う間に、この先どれだけ身も心も燃やし尽くせる相手に出会えるだろう。何回、脳みそまで蕩けるセックスができるだろう。そのためなら―そのためだけにでも、誰を裏切ろうが、傷つけようがかまわない。「そのかわり、結果はすべて自分で引き受けてみせる」。(「BOOK」データベースより)
【感想】「ダ・ヴィンチ」より。
村山由佳の作品は今まで読んだことがなく、ずっと一度と読んでみたいなと思っていた。友人からも「おいしいコーヒーの入れ方」がおもしろいよ、と言われていたがいかんせんシリーズものは読む気がしなかったが、今回ダ・ヴィンチに著者のインタビューが掲載されていたのがきっかけで読み始めることにした。
読んでみた感想は、ひさしぶりに刺激的な小説を読んだ気分だ、こういう小説を読みたかった、というような感想になった。
こういう小説を読むと同年代の比較的オタクな人々が「三次元は糞」という発言がなんてもったいないのだろうか、という気分になる。もちろん自分が今のところ充実した生活を送っている訳ではないが、現実世界における快楽を目指して生活していくのも悪くはないなと思う。この小説を現実世界に置き換えるのはナンセンスだが、理想として持っているのはいいと思う。
また、 女性、快楽・・・まあいいや
【ランク】7.5
【読書中メモの総覧】なし
【備考】2010/07/08に読み終えた。
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