2009/04/06

天才たちの値段(門井慶喜)


【タイトル】天才たちの値段
【著者名】門井慶喜
【発行年月日(初版)】2006年9月15日
【登場人物の年齢層】成年
【概略】短大の美術の講師である主人公佐々木昭友が美術における天才神永未有と出会い、様々な美術の問題を解こうとする物語。(by me)/子爵の屋敷の地下室に秘蔵されていた巨匠ボッティチェッリ作「秋」。これは世紀の大発見か、罪深き贋作なのか? 鑑定眼ならぬ「鑑定舌」で真贋を見きわめる天才美術探偵、神永美有が活躍する美術ミステリー。 (「MARC」データベースより)
【感想】普段推理小説は読まない私だがこういう美術の謎解き、推理にハラハラした。最初の短編のハラハラ度がとてつもなかった。美術の専門的な話がやや難しいものの、しっかり読めばついていけるレベルであり、久々に濃い内容の小説に出会ったと思う。丁寧な話の展開なので、違う作品も読んでみようと思う。
【ランク】7
【読書中メモの総覧】▼美術の専門的な話がやや難しい▼最初の短編の推理的なものにハラハラしてしまった▼精読できていない▼最後の話がいちばん難しい気がするが終わり方がきれい
【備考】2009年4月6日に読み終えた

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