【タイトル】世界の中心で、愛をさけぶ
【著者名】片山恭一
【発行年(初版)】2001年4月20日第一刷発行
【登場人物の年齢層】高校生
【概略】主人公朔太郎が白血病で亡くなったアキの思い出を情緒的に回想する物語。(by me)/十数年前。高校時代。恋人の死。「喪失感」から始まる魂の彷徨の物語。落ち葉の匂いのするファーストキスではじまり、死を予感させる無菌状態の中でのキスで終わる。 (「BOOK」データベースより)
【感想】ちょっと前に風靡したいわゆる「セカチュー」である。たまたまブックオフで見つけ、まだ本も映画も一回も見た事がなく読んでみた。内容は愛している彼女を病気で亡くす純愛系で、話の展開としてはそれほど目立ったものはなかったが、亡くしたときの主人公の心情描写や、それからの心情描写が抽象的によく表されているな、と思った。ただ何となく「セカチュー」=「映画を見た人は涙を泣く」みたいなことはちょっとこの本を読んだだけでは分からかった。もしかしたらまだまだ読みが足りないのかもしれないが。
【ランク】6
【備考】2009年3月13日に読み終えた。
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