2010/11/16

少女ノイズ(三浦岳斗)


【タイトル】少女ノイズ
【著者名】三雲岳斗
【発行年月日(初版)】2010年4月20日
【登場人物の年齢層】高校生~大学生
【概略】欠落した記憶を抱え、殺人現場の写真に執着を持つ青年と、心を閉ざして、理想的な優等生を演じつづける孤独な少女。進学塾の屋上で出会った二人が見つめる恐ろしくも哀しい事件の真実とは何か?そして、少女のつけた巨大なヘッドフォンのコードは、どこにつながるのか?冷徹なまでに美しい本格の論理で解かれる最大の謎は、エンドロールのあとの二人の未来―。
【感想】ジャケ買い。


 短編5つからなるミステリー系小説だが、解説にも述べられているとおり正直ミステリー部分はおまけみたいなもので、むしろ主人公である大学生と瞑と呼ばれる高校生のやりとりの方がメインみたいなものだ。


 まあジャケ買いなのであまり期待はしていなかったが、こんなものだろう。ミステリー小説の中では結構読みやすい分類に入るが、やや物足りなさも目立った気がする。正直ミステリーの部分を廃して二人のやりとりに集中すればもっといいなと思ったが、それでは文章中に絵がないライトノベルと大差ないような気もする。(あまりライトノベルを読まないので印象からでしかないが・・・)
【ランク】4.5
【読書中メモの総覧】なし
【備考】2010年11月16日に読み終えた

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