【タイトル】ニューナンブ
【著者名】鳴海章
【発行年月日(初版)】2002年6月28日初版
【登場人物の年齢層】成人
【概略】一線を踏み超えた警察官は、正義に到達できるか。かつて目の前に突きつけられた銃口。撃鉄が落ち、眉間を貫いた金属音—。善と悪の境界を見失うことの絶対的な孤独。撃つことは「赦し」なのか。衝撃の書下ろし長編小説。 (「BOOK」データベースより)
【感想】「ダ・ヴィンチ」の警察小説の特集を読んだのがきっかけ。
自分の正義に固執するばかりに法律を逸して暴走する警察官の物語・・・という概略に惹かれて読み始めたはずだったのに、内容はコネで入社した若干アウトローな警官の自己の問題と正義を求めるというもので自分が期待した物語ではなかった。さらに、終わりかたがあっけない。暴走した連続殺人犯に殺されて終わりというなんとも後味の悪い終わりかただった。確かに事件がどうなったかはこの小説の本筋とは関係ないのかもしれないが・・・
警察官が所持している拳銃の名前が「ニューナンブ」ということがわかったくらいだった。
【ランク】4
【読書中メモの総覧】なし
【備考】2009年11月5日に読み終えた。
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