2009/08/19
スカイ・クロラ The Sky Crawlers(森博嗣)
【タイトル】スカイ・クロラ The Sky Crawlers
【著者名】森 博嗣
【発行年月日(初版)】2004年10月25日第一版
【登場人物の年齢層】-
【概略】僕は戦闘機のパイロット。飛行機に乗るのが日常、人を殺すのが仕事。二人の人間を殺した手でボウリングもすれば、ハンバーガも食べる。戦争がショーとして成立する世界に生み出された大人にならない子供—戦争を仕事に永遠を生きる子供たちの寓話。
【感想】押井監督が監督を務めた映画の原作の一つ。今まで目にはつけてはいたものの、どれから読んでいいのか分からずずっと見過ごしてきた。今回図書券が手に入った事で、とりあえず一番最初に刊行されているこの本を購入してみた。
語り手である主人公はかなり冷めた感じである。自分の仕事や思った事を冷めた感じて綴ってある。
どうやらこの本は時系列で見て「スカイ・クロラシリーズ」のなかで一番最後に当たるらしく、wikipediaの項目にも「ナ・バ・テア」が一番時系列で最初らしい。前述のwikipediaの項目に『刊行順での1作目は『スカイ・クロラ』だが、作中の時系列では最後にあたる内容であり時系列順に並べ替えると『ナ・バ・テア』、『ダウン・ツ・ヘヴン』、『フラッタ・リンツ・ライフ』、『クレィドゥ・ザ・スカイ』、『スカイ・クロラ』となっている。文庫にかかる帯もこの順番でスカイ・クロラシリーズを紹介している。筆者によれば、「第1巻は「ナ・バ・テア」ですので、これから読むのが普通」と言う事だが、「どの巻から読んでも差し支えは無い」とも語っている。』という記述があった。最初にこの本を読んで、時間を遡って読む方がいいと考えた(という事にした)。amazonのレビューにも刊行順に読んだ方がいいという記述もあったし。この本ではキルドレである草薙水素が自分の将来を悲観的に見て主人公に殺してくれるよう懇願し最終的に願いが達成されるのだがその考えまでに至った経緯が遡っていく事で分かると思う。
とりあえずシリーズ全読破しなければ。この夏の間に読み終えたいな。
こういうシリーズ物は全部読んでないうちに個別にランクを付けるのはどうかと思うので全てを読み終えて総括したいと思う。
【ランク】-
【読書中メモの総覧】なし
【備考】2009年8月19日に読み終えた。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿