【タイトル】ポトスライムの舟
【著者名】津村記久子
【発行年月日(初版)】2009年2月2日
【登場人物の年齢層】成年
【概略】自分の年収と同じ金額の世界一周旅行の費用をためるナガセの物語&上司に苦しむツガワの物語(by me)/お金がなくても、思いっきり無理をしなくても、夢は毎日育ててゆける。契約社員ナガセ29歳、彼女の目標は、自分の年収と同じ世界一周旅行の費用を貯めること、総額163万円。第140回芥川賞受賞作。(「BOOK」データベースより)
【感想】第140回芥川賞の受賞作品だが、正直おもしろくなかった。ナガセの貯金がたまるまでの物語が淡々と描かれているが、ただ物語が描かれているだけでしかない。こういう感じの本はおもしろいという人とつまらないという人と割れることが多いが、残念ながら自分は後者にあたる。自分は小説の深読みができていないのかもしれないとしか言いようがない。「アレグリアとは仕事はできない」のほうがおもしろいと思うが。
【ランク】4.5
【読書中メモの総覧】なし
【備考】2009年5月14日に読み終えた。再読を促す。
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