【タイトル】日本の異端文学
【著者名】川村湊
【発行年月日(初版)】2001年12月19日
【登場人物の年齢層】
【概略】「異端文学とは何か」という問いは、では、日本に「正統的な文学」があるのかという問いにつながる。「異端文学」とは、文学それ自身(の有用性や社会的評価)を白眼視する文学である。文学なんてそれほどのものかよ、という罰あたりな言葉を呟く「文学」の中の異端児である。本書は一九六〇年代から七〇年代にかけての「異端文学」ブームを社会史的、文学史的に整理し、渋沢龍彦、中井英夫、山田風太郎、小栗虫太郎、橘外男、国枝史郎、三角寛、中里介山『大菩薩峠』、渡辺温、尾崎翠、石塚喜久三、団鬼六等を読み解く。
【感想】図書館にてたまたま。
タイトルに惹かれて読み始めたものの、なかなかだるく、
が、SM文学として宇能鴻一郎の『肉の壁』、団鬼六の『花と蛇』。姉弟、
この新書はあとがきでも述べられているが、文学史的、
【ランク】6
【読書中メモの総覧】
【備考】2011年09月12日に読み終えた。
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