2011/03/17

ジェローム神父(マルキ・ド・サド、澁澤龍彦訳、会田誠絵)



【タイトル】ジェローム神父
【著者名】マルキ・ド・サド
【訳者名】澁澤龍彦
【絵】会田誠
【発行年月日(初版)】2003年9月
【登場人物の年齢層】少年、少女、大人
【概略】可憐な少女たちを待ち受ける終わりなき姦計。食人猟奇ミステリー「羊たちの沈黙」「ハンニバル」を凌ぐ倒錯世界を、犯罪者の視点から執拗に描きつづけた悪の哲学者サド。読者の脳を撹乱するそのディープな悪徳の味が、異端作家・渋沢龍彦のマッドな文章と現代アート界を震撼させる幻想画家・会田誠の絵巻で甦る、渋沢=サド少女小説衝撃の復権!渋谷の闇のむこうにあるという、少女たちの逆ユートピアとは。(BOOKデータベースより)
【感想】かなりの狂気に満ちた快楽?、加えて狂った印象を煽る挿絵

挿絵ちょっと多すぎ、あとあまり機能していないかも。文章とずれてるから。挿絵に書かれている本文が余計。ただ挿絵自体はエグい

短い。

小説を例にしてあとがきの澁澤の主張を補強している見方も。むしろこれは澁澤の主張がメインか?
【ランク】6+α
【備考】2011/03/15に読み終えた。

0 件のコメント:

コメントを投稿