【タイトル】天地明察
【著者名】冲方丁
【発行年月日(初版)】2009年11月30日
【登場人物の年齢層】20~
【概略】江戸、四代将軍家綱の御代。ある「プロジェクト」が立ちあがった。即ち、日本独自の太陰暦を作り上げること--日本文化を変えた大いなる計画を、個の成長物語としてみずみずしくも重厚に描く傑作時代小説!!
【感想】「ダ・ヴィンチ」より。
冲方丁という作家はこの作品で初めて知った。ウィキペディアで調べてみるとライトノベル、SF作家・・・とさまざまなメディアのクリエイターというのがわかる。その人物の初めての歴史小説か・・
歴史小説は実在した人物を登場人物にしていることが多いのでリアリティは高いなと思う。今回はそのリアリティに引きずり込まれた感じがした。
碁打ちとしての話や、算術家、測量の話など様々な分野の話が主人公を中心に交わりあい、とても読みごたえのある読んでいて面白い小説であった。
建部昌明が亡くなった場面での渋川と伊藤とのやり取りは涙が出そうになった。
【ランク】7.5
【読書中メモの総覧】なし
【備考】2010年7月18日に読み終えた。
感想を書くべき小説がたまっているな・・・読み終わって結構たっているのに感想を書いていないのはまずいな・・・結構苦行になりつつあるのも問題だな。。。