【タイトル】ロコモーション
【著者名】朝倉かすみ
【発行年月日(初版)】2009年1月25日初版
【登場人物の年齢層】子供〜40代
【概略】小さなまちで、男の目を引く「いいからだ」を持て余しつつ大人になった地味な性格のアカリ。色目を使われたり「むんむんちゃん」などのあだ名をつけられたりしない静かな生活を送りたくて、大きなまちに引っ越し、美容関係の仕事を見つけた。しかし、新しくできた屈託のない親友、奇妙な客、奇妙な彼氏との交流が、アカリの心の殻を壊していく—。読む者の心をからめ取る、あやうくて繊細でどこか気になる女のひとの物語。(「BOOK」データベースより)
【感想】昔どこかの雑誌か書評に載っていたのがきっかけで読み始めた。
感想が浮かばないというのが感想である。話は一貫した筋かあるのだが、そこから何か考えやこれといった印象が浮かぶ訳でもない。このような抽象的描写がかなりの核を占めている作品は感想が難しい、と言い訳する。言い換えればそれだけの小説なんだ、とも言えるがさすがにそれは傲慢だろう。
おそらくこのような作品は共感を呼べるか否かで評価が別れるのではないかと思う。残念ながら今の自分にはあまりにも理解できない行動が多すぎて共感は抱けなかった。こういう心情を理解できない辺り、まだまだ人間的に未熟なんだろうか。
【ランク】5
【読書中メモの総覧】-
【備考】2009年10月30日に読み終えた。
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