2009/07/23
人間失格(太宰治)
【タイトル】人間失格
【著者名】太宰治
【発行年月日(初版)】1948年5月12日
【登場人物の年齢層】少年期〜20代後半
【概略】「恥の多い生涯を送って来ました。自分には、人間の生活というものが、見当つかないのです」青森の大地主の息子であり、廃人同様のモルヒネ中毒患者だった大庭葉蔵の手記を借りて、自己の生涯を壮絶な作品に昇華させた太宰文学の代表作品。「いまは自分には、幸福も不幸もありません。ただ、一さいは過ぎて行きます」(「BOOK」データベースより)
【感想】夏休みの国語の宿題としてこの太宰治の『人間失格』を読んだ。前にも読んだ記憶がありこれが二回目になるが、主人公が破滅していくのには強い印象が残った。が、あまり自分が主人公の大庭葉蔵に共感できる部分は少なかった。ここまで人間不信ではないからかもしれない。wikipediaの記事を読む限り自伝的小説らしい。太宰治の状態がこの『人間失格』によって書かれているのであったと考えるととてもわくわくするというの興味が湧いてくるというのか。ただ感想文の題材としては『斜陽』の方が書きやすそうではあるかな、と思った。
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この作品はダイソーの本を買って読んだ。ダイソーの本にはISBN番号が表記されていないあたり正規(?)の出版物ではないのかなと思った。青空文庫の文章を用いているらしいが青空文庫は商業利用を認めているのかな。
【ランク】6
【読書中メモの総覧】▼神曲▼誘導尋問▼DIAL
【備考】2009年7月19日に読み終えた。(二回目)再読を促す。
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